こんにちは。
イメージコンサルタントの矢島りえこです。
最近「オンラインでカラー診断をしてもらったけれど
本当に合っているのかどうか分からない。
やっぱり実際にしてもらいたいと思って...。」とおっしゃる
お客様が続いてお見えになりました。
オンラインだと、実感が持てないのかもしれませんね。
自分の目で実際にドレープを当ててもらった感じで確かめたい、
実際に見てみないとやはり納得感が薄れてしまう、
ということだと思います。
カラー診断はとてもデリケートな側面を持っています。
それは、色は光の当たり具合によって違って見えるからです。
お店で素敵!と一目ぼれして買ってきたけれども
自宅に帰ってからもう一度合わせてみたら
なんだかしっくりこない、というのはよくあることではないでしょうか。
お店で見たあの”素敵な感じ”はどこへ行ってしまったのでしょう?
お店の照明、場所の雰囲気、コーディネート、
マネキンが着ている場合には、マネキンのプロポーション
それらのすべてがそのお洋服を演出しています。
それが素敵に見えたのです。
自宅で再現性がないのは、そういった理由もあります。
パーソナルカラー診断を受けた方は、
その情報を基本に
ご自身で似合うカラーパレットを作ることをお勧めします。
例えば「オレンジが似合う」と言われて「私はオレンジが似合うのね」と思っても
オレンジにもいろいろあって、
赤に近いオレンジ、黄色に近いオレンジ、
濃いオレンジ、薄いオレンジ
こっくりカラーのオレンジ、少しくすみを感じさせるオレンジなど
いろいろなオレンジがあります。
どのオレンジが似合うのかを、ご自身のカラー診断の情報をもとに、
作っていくといいと思います。
色はとても微妙なもので、何かの割合がちょっと違うだけで
オレンジが似合うと言われた人でも、
このオレンジは似合うけど、このオレンジはなんだかしっくりこない
ということが起こります。
カラー診断結果は、
あなたの似合う色の基本情報ととらえると
良いですよ!
写真は、小樽の似鳥美術館にあるルイス・C・ティファニーのステンドグラス 美しい色が光に透けて
とても素敵でした。機会があればぜひ、足を運んでみてください。おススメです。